防災グッズ一覧110選!ジャンル別に分かりやすく紹介

家族防災

防災グッズの種類は多岐に渡ります。必要な物を見極め、適切な準備をすることが大切です。

本記事では、防災グッズ一覧として、飲料・食料・調理用品から避難・防寒・寝具、衛生用品、照明・電源、貴重品・生活便利ツール、特定対象者向けグッズまで、合計110選のグッズの種類をジャンル別に紹介します。

防災グッズの備え方は2種類|一次避難と二次避難の違い

被災した状況に合わせて、防災グッズは一次避難用と二次避難用の2種類に分けて準備しておくことが大切です。

一次避難用の非常持出品

一次避難用の非常持出品は、災害発生時に真っ先に持ち出す、命を守るための最小限のグッズです。避難所への立ち退き避難などの際に、両手を空けて素早く移動できるようリュックにまとめておきます。1日から2日程度をしのぐための飲料水や衛生用品、貴重品などが中心になります。避難行動の初期段階で優先すべきグッズを絞り込むことが、スムーズな避難につながるでしょう。

二次避難用の在宅備蓄品

二次避難用の在宅備蓄品は、自宅にとどまって過ごす在宅避難や、災害発生後の数日間を自宅で自活するための日常備蓄です。電気・ガス・水道などのライフラインや物流が止まった状況でも、1週間程度生活を維持できるよう、食品や調理器具、寝具、予備の衛生用品などをストックしておきます。在宅避難で不足しがちな物資を洗い出し、計画的に備蓄を進めることが大切です。

【飲料・食料・調理グッズ20選】防災グッズ一覧

災害発生から支援が届くまでの間、生命と健康を維持するためには水と食料、それを調理・摂取するための器具が役立ちます。

保存水

保存水は、生命維持に最も欠かせない飲料水を確保するためのグッズです。人が生きるために必要な水分量は1人1日3Lが目安とされ、最低3日分、できれば1週間分を家族の人数分備蓄しておくことが望まれます。5年から10年ほど長期保存できる専用の保存水を選んでおくと、入れ替えの手間を減らせます。

(出典:農林水産省|災害時に備えた食品ストックガイド)

給水バッグ

給水バッグは、給水車から自宅まで安全かつ効率的に水を運ぶための折りたたみ容器です。断水時に給水ステーションで水を受け取る際に使用します。背負えるタイプや、二重構造で丈夫なタイプを選んでおくと、水漏れの心配を減らしながら運びやすくなるでしょう。マンションの高層階に住んでいるなど、水の持ち運びに苦労しやすい家庭に適しています。

携帯用浄水器

携帯用浄水器は、お風呂の残り湯や雨水を生活用水や飲料水に変えるためのグッズです。フィルターで雑菌や不純物をろ過するストロー型やポンプ型があります。断水が長期化した際、水の確保が難しくなる状況に備えた選択肢の一つになるでしょう。飲料水の備蓄に加えて、予備の対策を持っておきたい家庭に適しています。

非常食

非常食は、水やお湯だけで調理でき、主食となるエネルギー源を確保するためのグッズです。アルファ化米やマジックライス、水が不要な保存缶入りパンなどがあり、賞味期限が長くバリエーションも豊富です。火が使えない初期の段階でも食事を確保できるため、災害発生直後の食事にまず備えたい人に適しています。

缶詰

缶詰は、日常的に消費しながら備蓄できるおかずとなるグッズです。焼き鳥やサバ缶、ツナ、コーン、フルーツ缶などがあり、缶切り不要のプルトップ式を選んでおくと調理器具がなくても食べられます。普段の食事に取り入れながら備蓄する、ローリングストックに向いた食品です。

レトルト食品

レトルト食品は、湯せんするだけで温かく普段通りの味わいを楽しめるグッズです。カレーや丼ものの素などがあり、最近は温めずにそのまま食べられる製品も増えています。避難生活の食事に温かさや慣れ親しんだ味を取り入れたい家庭に適しています。

栄養補助食品

栄養補助食品は、食欲がないときや避難中の移動時にも手軽に栄養を補給できるグッズです。ブロックタイプのクッキーやゼリー飲料、プロテインバーなどがあり、軽量で高い栄養価を持つため、一次避難用のリュックに適しています。荷物の重さを抑えつつ栄養を確保したい人に適しています。

ドライフルーツ・ナッツ類

ドライフルーツ・ナッツ類は、食物繊維やミネラルを補える健康的なおやつグッズです。レーズンやクランベリー、アーモンド、カシューナッツなどがあり、常温で長期保存できます。避難生活で不足しがちなビタミンやミネラルを補いたい家庭に適しています。

乾麺・カップ麺

乾麺・カップ麺は、お湯さえあれば短時間で調理でき、日常的に消費・補充しやすいグッズです。パスタやそうめん、カップうどん、袋麺などがあり、普段の食事としても取り入れやすい特徴があります。特別な防災食だけでなく、身近な食品を備蓄に活用したい家庭に適しています。

離乳食・ベビーフード

離乳食・ベビーフードは、食べられるものが限られる乳幼児のために優先して備えるグッズです。瓶詰やパウチタイプがあり、スプーンが付属しているものやアレルギー対応の商品を選んでおくと安心です。乳幼児連れで避難する家庭にとって、物資の配布を待たずに済む重要な備えになります。

粉ミルク・液体ミルク

粉ミルク・液体ミルクは、お湯や哺乳瓶の消毒が難しい被災直後でも赤ちゃんに与えられるグッズです。スティックタイプの粉ミルク、調乳不要の紙パックや缶の液体ミルク、使い捨て哺乳瓶などがあります。授乳が難しくなる状況にも備えておきたい乳幼児のいる家庭に適しています。

介護食

介護食は、噛む力や飲み込む力が弱い高齢者のために用意しておくグッズです。おかゆや、柔らかく調理された高齢者用のレトルトパックなどがあります。避難所で配られる硬いご飯やパンでは対応が難しい高齢者がいる世帯に適しています。

お菓子

お菓子は、被災時のストレスをやわらげ、素早くエネルギーに変わる糖分を補給できるグッズです。チョコレートやビスケット、個包装の飴などがあり、子どものストレスケアにも役立ちます。避難生活の中で気持ちを落ち着けたい場面に適しています。

調味料

調味料は、食事の味付けを調整し、飽きを防ぐためのグッズです。小分けの塩や個包装の醤油、粉末味噌などがあり、乾物やアルファ化米の味に変化をつけられます。長期の避難生活でも食事の楽しみを維持したい家庭に適しています。

経口補水液

経口補水液は、脱水症状や発熱時に水分と電解質を素早く補給するためのグッズです。粉末タイプのイオン飲料や経口補水液があり、軽量でストックしやすい点が特徴です。熱中症や下痢などの体調不良に備えたい家庭に適しています。

カセットコンロ

カセットコンロは、被災時に温かい食事を用意し、衛生環境を守るためのグッズです。停電やガス停止といったライフライン途絶の状況でも、食材にしっかり火を通すことは食中毒の予防につながります。厚生労働省が示す食中毒予防のポイントでも、加熱を十分に行うことの重要性が挙げられています。断水・停電下でも加熱調理をしたい家庭に適しています。

(出典:厚生労働省|家庭でできる食中毒予防の6つのポイント)

カセットガスボンベ

カセットガスボンベは、カセットコンロを動かすための燃料になるグッズです。1週間分を見据えて、必要な本数を余裕をもって備蓄しておくことが望まれます。本体だけでなく燃料も切れないよう、家族の人数に応じた本数を確保しておくことが大切です。長期の在宅避難を想定する家庭に適しています。

固形燃料・ポケットストーブ

固形燃料・ポケットストーブは、カセットコンロよりコンパクトなサブの熱源グッズです。携帯性に優れたアルミ製のポケットストーブと、タブレット状の固形燃料を組み合わせて使います。カセットコンロを持ち出せない一次避難時の熱源として適しています。

クッカーセット

クッカーセットは、少ない熱量で効率よく温めや炊飯ができるコンパクトな調理器具です。取っ手が折りたためるアルミ製やチタン製で、重ねて収納できるものが便利です。かさばらず持ち運べるため、在宅避難と避難所生活の両方で使いたい家庭に適しています。

割り箸・スプーン・フォーク

割り箸・スプーン・フォークは、水が使えない断水時に食器を洗わず衛生的に食事を取るためのグッズです。使い捨てのカトラリー類のほか、寝たまま飲料を飲む際に役立つストローも備えておくと便利です。食器洗いに貴重な水を使いたくない家庭に適しています。

【避難・防寒・寝具グッズ15選】防災グッズ一覧

屋外避難や空調のない避難所、在宅避難時の厳しい気候から身を守るためのグッズを紹介します。

防災リュック

防災リュックは、一次避難用のグッズをまとめ、両手を空けて避難するためのベースになる持出袋です。耐水性があり、難燃素材でできたものを選ぶと安心です。反射材が付いていて、荷重が分散しやすい太めの肩ベルトのものを選んでおくと、長距離の移動でも負担を抑えられます。まず頑丈で動きやすいリュックを用意することが、備えの出発点になります。

キャリーカート

キャリーカートは、重い飲料水や資機材を体力を消耗せずに運ぶためのグッズです。折りたたみ式の軽量なタイプを選んでおくと、収納の場所も取りません。給水タンクや段ボールを固定するためのゴムロープも一緒に備えておくと、水を長距離運ぶ際の負担を減らせます。

ヘルメット・防災頭巾

ヘルメット・防災頭巾は、余震による落下物や倒壊物の危険から頭部を守るためのグッズです。国家検定に合格した製品を選ぶと安心感があります。収納に便利な折りたたみ式の防災ヘルメットも普及しており、避難時だけでなく自宅の片付け中の安全確保にも役立ちます。

作業用手袋

作業用手袋は、がれきや割れたガラスの処理、避難時のけがを防ぐためのグッズです。滑り止め付きの軍手だけでなく、鋭利な金属を扱っても貫通しにくい皮手袋や、耐切創手袋を備えておくと安心です。一般的な薄手の軍手だけでは防ぎきれない作業を行う人に適しています。

踏み抜き防止インソール

踏み抜き防止インソールは、釘やガラスが散乱したがれきの上を安全に歩くためのグッズです。つま先を保護する芯入りの安全靴や、普段の靴に挿入して足裏への貫通を防ぐインソールがあります。地震後の屋内外の移動で足元のけがを防ぎたい人に適しています。

レインウェア

レインウェアは、雨天時の避難で両手をふさがず、体を冷えから守るためのグッズです。上下が分かれたレインスーツや、リュックを背負ったまま上から着られる大型のレインポンチョがあります。傘を差しての避難は片手をふさぎ危険なため、雨具の着用が基本になります。

アルミ保温シート

アルミ保温シートは、薄くて軽量ながら体温を反射して寒さから身を守るためのグッズです。音が出ない静音タイプを選んでおくと、避難所での使用時も周囲への配慮につながります。折りたたむと手のひらサイズになるため、リュックの隙間にも収まりやすいグッズです。

寝袋

寝袋は、避難所の硬く冷たい床の上でも、最低限の睡眠空間を確保するためのグッズです。軽量でコンパクトに圧縮できる封筒型やマミー型があります。布団がない避難生活で、安眠を確保するための身近な自衛手段になります。

エアーマット

エアーマットは、地面の冷気や凹凸を遮断し、睡眠時の体の負担を軽くするためのグッズです。ストローや手動ポンプで膨らませるタイプや、バルブを開けるだけで自動膨張するタイプがあります。硬い床に寝ることによる関節の痛みや疲労を防ぎたい人に適しています。

簡易ベッド

簡易ベッドは、床に直接寝ることで生じる健康リスクを減らすためのグッズです。段ボール製の簡易ベッドは、立ち上がりやすさとともに、床のほこりを吸い込みにくくする効果もあるとされています。避難生活が1週間を超える見込みがある場合に、特に備えておきたいグッズです。

(出典:全国段ボール工業組合連合会|段ボールが社会のためにできること)

トラベル用まくら

トラベル用まくらは、緊張やストレスで眠りにくい被災時にも、睡眠の質を保つためのグッズです。首元を固定するU字型枕や、空気を抜いてコンパクトに収納できるトラベルピローがあります。軽視されがちですが、良質な睡眠のために枕の有無は意外と大きな要素になります。

カイロ

カイロは、電気やガスがない状況でも手軽に体を温められる防寒グッズです。貼るタイプと貼らないタイプがあり、両方をストックしておくと使い分けがしやすくなります。寒さによる体調不良を防ぎたい冬場の避難生活に適しています。

膝掛け・ブランケット

膝掛け・ブランケットは、避難所での待機中に体の冷えを防ぐためのグッズです。フリース素材などの軽くて暖かいものを選んでおくと、羽織る、腰に巻く、クッションにするなど幅広く活用できます。屋内避難中に手軽に温度調節をしたい人に適しています。

遮光アイマスク

遮光アイマスクは、照明がつき続ける避難所の夜間でも光を遮って眠るためのグッズです。遮光性の高い生地で、耳に負担のかからない柔らかいゴム製のものを選んでおくと快適です。共同生活の避難所で不眠に悩みやすい人に適しています。

耳栓

耳栓は、多くの人が密集する避難所の物音を遮って眠るためのグッズです。遮音性の高いウレタン製やシリコン製のものがあります。周囲の生活音や子どもの泣き声がストレスになりやすい避難所生活を、少しでも快適にしたい人に適しています。

【衛生・スキンケア・トイレグッズ25選】防災グッズ一覧

水が自由に使えなくなった災害時に深刻化しやすいトイレと衛生面の問題に備えるグッズを紹介します。

携帯用簡易トイレ

携帯用簡易トイレは、水洗トイレが止まった際にも排泄物を固めて衛生的に処理するためのグッズです。凝固剤と処理袋がセットになった製品を選び、家族の人数や日数に応じて余裕を持った数量を用意しておくことが望まれます。トイレの問題は被災後の早い段階で発生しやすいため、優先度の高い備えになります。

目隠しポンチョ

目隠しポンチョは、トイレが使えない状況でもプライバシーと尊厳を守るためのグッズです。屋外や共同スペースで簡易トイレを使う際に、周囲からの視線を遮ることができます。夜間の使用時に高齢者や女性、子どもの安全と安心を確保したい場面に適しています。

トイレットペーパー

トイレットペーパーは、トイレだけでなく簡易的な拭き掃除にも使える生活の必需品です。芯なしのロングタイプを選んでおくと、通常品より長持ちし省スペースにもなります。日常的に少し多めにストックしておく日常備蓄の考え方が適しているグッズです。

水に流せるティッシュ

水に流せるティッシュは、水洗トイレが一部復旧した際にも、そのまま流してゴミを出さずに済むグッズです。水に溶ける加工がされたポケットティッシュやボックスティッシュがあります。被災時のゴミ処理の手間を減らしたい家庭に適しています。

除菌ウェットティッシュ

除菌ウェットティッシュは、断水時にウイルスや雑菌から手を守るための基本のグッズです。アルコール成分入りのものと、敏感肌や子ども用のノンアルコールタイプを両方用意しておくと使い分けられます。水が使えない状況での手指衛生に適しています。

からだふきシート

からだふきシートは、お風呂に入れない避難生活で全身の肌を清潔に保つためのグッズです。1枚で全身を拭ける、破れにくい厚手の大判タイプを選んでおくと使いやすくなります。入浴できない日が続いても不快感を抑えたい人に適しています。

ドライシャンプー

ドライシャンプーは、水がなくても頭皮のべたつきやにおいを抑えるためのグッズです。スプレータイプや、シートで直接地肌を拭くタイプがあります。断水が続く避難生活で、頭皮を清潔に保ちたい人に適しています。

歯ブラシ

歯ブラシは、避難生活での口腔内の細菌の増加を防ぐためのグッズです。携帯用のセットを選び、少量の水で磨けるものを備えておくと便利です。口腔内の清潔を保つことは、体全体の健康維持にもつながります。

液体歯磨き

液体歯磨きは、うがいが十分にできない状況でも口腔内の清潔を保つためのグッズです。吐き出したあとに水ですすぐ必要がない、または少量の吐き出しで済むタイプがあります。水資源が限られる状況での口腔ケアに適しています。

歯みがきシート

歯みがきシートは、水を使わずに指に巻くだけで歯の汚れを落とせるグッズです。口腔ケア用のウェットティッシュを指に巻き付けて、歯や歯茎、舌を優しく拭います。自分でブラッシングが難しい高齢者や子どものケアにも適しています。

絆創膏

絆創膏は、がれきの撤去や作業中に生じた小さな傷口を保護するためのグッズです。指用や手のひら用など複数のサイズが入ったセットや、水仕事に強い防水タイプを備えておくと安心です。被災時の軽いけがが不衛生な環境で悪化するのを防ぎたい人に適しています。

救急箱セット

救急箱セットは、医療機関にすぐかかれない災害初期に応急処置を行うためのグッズです。消毒液、滅菌ガーゼ、伸縮包帯、固定テープ、医療用ハサミ、ピンセットなどをまとめて備えておきます。家族が不意にけがをした際に慌てず対応したい家庭に適しています。

常備薬

常備薬は、環境の変化による頭痛や胃痛、風邪症状に対応するためのグッズです。普段から使い慣れている解熱鎮痛剤や整腸剤、総合風邪薬などを備えておきます。避難所の慣れない生活で体調を崩した際に、自分で対応したい人に適しています。

お薬手帳のコピー

お薬手帳のコピーは、持病薬が途絶えることを防ぐための情報のバックアップです。少なくとも3日から7日分の予備薬とあわせて、処方されている薬の名称がわかるコピーを備えておきます。医療従事者に正確な情報を伝え、同じ薬をスムーズに処方してもらいたい人に適しています。

生理用品

生理用品は、配布を待てず、プライバシーの面からも自前で確保しておきたいグッズです。避難所での女性用品は入手が困難になりやすいため、必要なサイズや夜用を含めて多めに備蓄しておくことが呼びかけられています。女性自身の安心を自分で守りたい人に向いた備えです。

(出典:内閣府男女共同参画局|災害対応力を強化する女性の視点 避難所チェックシート)

紙おむつ

紙おむつは、代替が効かない衛生用品として、家族の対象年齢に合わせて確実にストックしておきたいグッズです。乳幼児用と、高齢者や介助が必要な人向けの大人用があります。避難所で不足すると生活の質に大きく影響するため、優先して備えておきたいグッズです。

お尻ふき

お尻ふきは、おむつ替えだけでなく、水がない状況での肌の拭き取りにも使えるグッズです。肌に優しくアルコールを含まない厚手のシートを選んでおくと、乳幼児からデリケートな部位まで安心して使えます。おむつを使う年齢を過ぎても、多目的な清拭シートとして役立ちます。

ハンドソープ

ハンドソープは、給水があった際や一部のライフラインが復旧した際に、手指を確実に洗浄するためのグッズです。殺菌成分を含む液体ソープや、泡切れの早い携帯用の固形石鹸があります。避難所での集団感染を防ぎたい場面に適しています。

爪切り

爪切りは、長期の避難生活で伸びた爪や、がれきに触れた汚れが溜まるのを防ぐためのグッズです。小型の家庭用爪切りを備えておくと、爪の間に溜まる雑菌によるリスクを減らせます。長期化する避難生活で見落とされがちな衛生管理に適しています。

綿棒

綿棒は、耳や目、鼻元の細かい汚れの清拭や、薬の塗布などに使える多用途のグッズです。個包装された衛生的な綿棒を選んでおくと、目やにが溜まりやすい子どもや高齢者のケアにも使いやすくなります。

マスク

マスクは、避難所の密な空間での感染症予防や、がれきの片付け時の粉塵吸引を防ぐためのグッズです。防塵効果の高い不織布マスクや、耳が痛くなりにくい立体構造のものを多めに備えておくと安心です。呼吸器系のトラブルを避けたいすべての人に適しています。

消毒用エタノール

消毒用エタノールは、水がない場所でも手指を素早く消毒できるグッズです。速乾性のあるスプレーやジェルタイプを選んでおくと、食事の前やトイレの後などさまざまな場面で使いやすくなります。衛生管理を徹底したい人に適しています。

スキンケア用品

スキンケア用品は、乾燥した避難所の空気や寒さによる肌荒れを防ぐためのグッズです。ミニサイズの化粧水や乳液、全身に使えるワセリンなどがあります。肌荒れによるかゆみや炎症は不眠やストレスにつながりやすいため、備えておきたいグッズです。

リップクリーム

リップクリームは、水分不足や乾燥で唇が切れて出血や炎症を起こすのを防ぐグッズです。保湿成分の高い薬用タイプを選んでおくと安心です。食事や会話といった基本的な動作を妨げないための、小さくても大切な備えになります。

防臭ゴミ袋

防臭ゴミ袋は、使用済みの簡易トイレや汚物から発生するにおいを抑えるためのグッズです。防臭性の高いゴミ袋や、中身が見えない黒色のポリ袋、サイズ違いのポリ袋を備えておくと便利です。排泄ゴミの保管が長引きやすい被災時の衛生トラブルを防ぎたい人に適しています。

【照明・電源・情報収集グッズ15選】防災グッズ一覧

大規模な震災や台風による停電に直面した際、明かりの確保とスマートフォンの電源、正確な情報の収集を支えるグッズを紹介します。

LED懐中電灯

LED懐中電灯は、暗闇での移動や避難経路の確認に必要な明るい光を確保するグッズです。手のひらサイズで強力なLEDと、耐水性のある金属製のボディを備えたものを選ぶと安心です。地震直後の室内の安全確認や、夜間の移動に適しています。

LEDランタン

LEDランタンは、部屋や避難スペース全体を明るく照らすためのグッズです。テーブルに置くタイプや、吊り下げられるタイプがあり、電池式やソーラー式を組み合わせて配置すると停電時にも安心感を得やすくなります。子どもや高齢者がいる家庭で、暗闇の不安を減らしたい場合に適しています。

ヘッドライト

ヘッドライトは、両手を自由にしたまま暗闇での作業や避難を行うためのグッズです。ゴムバンドで頭部に固定するタイプを選ぶと、子どもの手を引きながらの避難やがれきの撤去にも役立ちます。手持ちのライトでは対応しにくい作業をする人に適しています。

蓄光ステッカー

蓄光ステッカーは、電源がなくても暗闇で光り続ける目印になるグッズです。昼間の光を蓄えて夜間に発光するタイプを、階段やドアノブ、防災リュックに貼っておくと役立ちます。停電直後の真っ暗な室内でも、防災グッズの場所をすぐに把握したい人に適しています。

ポータブル電源

ポータブル電源は、停電した在宅避難を快適にし、扇風機やスマートフォン、家電を動かすための大容量バッテリーです。AC100V出力に対応したものであれば、扇風機や小型炊飯器、医療機器なども使用できます。在宅避難を想定する家庭に適しています。

モバイルバッテリー

モバイルバッテリーは、一次避難リュックや普段のかばんに常備し、スマートフォンの電池切れを防ぐグッズです。軽量・薄型で持ち運びに適したものを選び、複数回のフル充電ができる容量を選んでおくと安心です。移動中の情報収集を絶やしたくない人に適しています。

ソーラー充電器

ソーラー充電器は、停電が長引いても太陽光がある限り電気を作り続けられるグッズです。ポータブル電源に接続する大型の折りたたみパネルや、スマートフォンに直接給電できる小型タイプがあります。乾電池のストックが切れた状況にも備えたい人に適しています。

予備電池

予備電池は、懐中電灯やラジオなどさまざまな防災グッズを動かすための動力源です。使用頻度の高い単3・単4形を中心に、液漏れを防ぐため長期保存用の製品を選んでおくとよいでしょう。防災グッズが電池切れで使えなくなる事態を防ぎたい人に適しています。

充電用ケーブル

充電用ケーブルは、電源があっても機器に合わなければ意味がないため、複数の規格に対応させておきたいグッズです。USB-CやLightning、Micro USBがまとまった高耐久タイプのマルチケーブルを備えておくと便利です。充電器だけを準備してケーブルを忘れる失敗を防げます。

防災ラジオ

防災ラジオは、回線が混雑しがちなインターネットに頼らず、行政やインフラの情報を得るためのグッズです。乾電池、手回し発電、ソーラー充電、USB充電に対応し、スマートフォンの充電やライト機能を兼ねた多機能タイプもあります。信頼できる情報を得たいすべての人に適しています。

ホイッスル

ホイッスルは、がれきに閉じ込められたりけがで動けなくなったりした際に、体力を消耗せずに救助を呼ぶためのグッズです。少ない息の量でも高い音が響く防災専用のタイプを選んでおくと安心です。声を出し続けられない状況で、居場所を知らせたい人に適しています。

筆記用具

筆記用具は、停電やネットが使えない状況で家族へのメモや避難情報の記録に使うグッズです。水に濡れても書ける全天候型のメモ帳や、太字の油性ペンを備えておくと、壁やガムテープへの安否メモにも活用できます。アナログな連絡手段を確保したい人に適しています。

布製ガムテープ

布製ガムテープは、がれきの仮固定やガラスの補強、安否メモの土台など幅広く使える粘着材です。手でまっすぐきれいに切れる布製のタイプを選んでおくと、さまざまな場面で扱いやすくなります。日常の資材が避難生活で万能ツールに変わる代表的なグッズです。

防水補修テープ

防水補修テープは、水漏れする配管や破れた雨具、テントを緊急時に補修するためのグッズです。水が付着した状態でも強力に密着する超強力タイプを選んでおくと安心です。風水害や断水工事後のトラブルに備えたい人に適しています。

防水スマホケース

防水スマホケースは、豪雨や水害時の浸水状況から唯一の情報手段であるスマートフォンを守るためのグッズです。首から下げられ、タッチ操作や撮影がそのまま行える完全防水タイプを選んでおくと安心です。水濡れによる故障で情報が孤立するリスクを避けたい人に適しています。

【貴重品・生活便利ツール20選】防災グッズ一覧

被災後の行政手続きや生活再建にスムーズに移るための書類のコピーや、避難生活で役立つ便利なグッズを紹介します。

現金

現金は、停電でキャッシュレス決済やATMが使えない状況でも機能する決済手段です。公衆電話や自動販売機、避難所の物販などで使える硬貨と、使い勝手の良い千円札を多めに備えておくとよいでしょう。ネットや電力が途絶えても、その場で必要なものを買いたい人に適しています。

身分証明書のコピー

身分証明書のコピーは、原本を紛失した際にも避難受付や再発行の手続きを速やかに行うためのグッズです。運転免許証や健康保険証、マイナンバーカードなどを縮小してコピーしておきます。混乱した状況でも身分の証明をスムーズに行いたい人に適しています。

印鑑

印鑑は、生活再建の支援金の手続きや、通帳紛失時の引き出しに使うグッズです。実印や銀行印のほか、できれば印影のコピーや保管場所のメモも備えておくとよいでしょう。銀行窓口や行政支援の手続きを進めやすくしたい人に適しています。

通帳・カード類のメモ

通帳・カード類のメモは、預貯金の引き出しや、盗難に遭ったカードの停止手続きに使うグッズです。口座番号やカード番号、連絡先をコピーし、現物とは別に保管しておきます。貴重品の現物を持ち出すリスクを抑えながら、手続きをスムーズに進めたい人に適しています。

家族の写真

家族の写真は、通信が途絶えた際の家族の捜索や確認を迅速に行うためのグッズです。印刷した家族の顔写真の裏に、氏名や連絡先を記しておくと役立ちます。迷子や避難所での捜索時に、言葉を介さずに確認したい場面に適しています。

多機能ナイフ

多機能ナイフは、缶切りや栓抜き、ハサミなどを1本に集約した便利なグッズです。品質の高いマルチツールを選んでおくと、リュックの省スペース化にもつながります。想定外の場面で1本でさまざまな作業に対応したい人に適しています。

万能ハサミ

万能ハサミは、段ボールやロープ、プラスチックを軽い力で切るためのグッズです。滑り止め溝が付いていて、布やワイヤーでも滑らず安全に切れるタイプを選んでおくと便利です。避難所での間仕切り設置やがれきの片付けに適しています。

ロープ

ロープは、荷物の運搬や固定、洗濯干し場の設置など幅広い用途で使えるグッズです。直径5mmから8mm程度のナイロンロープや、目立ちやすいトラロープがあります。応急的な固定作業をしたい場面で役立ちます。

ライフジャケット

ライフジャケットは、津波や河川の氾濫、水害から命を守るためのグッズです。家族全員分を用意しておくと、垂直避難や浸水した道路を歩かざるを得ない場面で浮力を確保できます。洪水ハザードマップの想定区域に住む家庭に適しています。

ブルーシート

ブルーシートは、濡れた地面へのクッションや雨漏りの防止、目隠しの仕切りに使えるグッズです。厚手でハトメ付きのタイプを選んでおくと、紐で固定しやすくなります。屋外での作業や避難スペースの床のクッション性を保ちたい人に適しています。

ラップ

ラップは、食器に敷けば洗い物を減らせるうえ、けがの応急手当や防寒にも使える万能なグッズです。食品用サランラップを皿に敷いて食事をすると、水を使わずに食器を再利用できます。節水と衛生の両方を意識したい家庭に適しています。

アルミホイル

アルミホイルは、フライパンやクッカーに敷くだけで油汚れを防ぎ、水洗いを減らせるグッズです。家庭用のアルミホイルを、カセットコンロでの包み焼きなど簡易調理にも活用できます。洗い物の水を極力減らしたい人に適しています。

ジッパー付き保存袋

ジッパー付き保存袋は、スマートフォンや貴重品の防水・防塵保管、食品の小分けに使えるグッズです。各種サイズをそろえておくと、パスタなどを袋の中で調理する使い方もできます。水や埃から物を守りながら整理したい人に適しています。

マイクロファイバータオル

マイクロファイバータオルは、吸水性と速乾性に優れた拭き掃除やボディケア用のグッズです。水の要らない除菌スプレーと組み合わせて使うと、汚れた場所や体を手早く拭き取れます。在宅避難や共同スペースの清掃に適しています。

圧縮タオル

圧縮タオルは、コインサイズに圧縮された、リュックの隙間に収まる万能なタオルです。水を数滴垂らすだけで瞬時に大判のタオルへと広がります。持出袋のスペースを圧迫せずに予備のタオルを備えたい人に適しています。

バスタオル

バスタオルは、拭く、保温する、目隠しにするなど幅広い用途で使えるグッズです。乾きやすい大判のタオルと、複数枚のフェイスタオルを組み合わせて備えておくと便利です。1枚で複数の役割を果たすアイデア活用をしたい人に適しています。

洗濯ロープ

洗濯ロープは、避難所や自宅ベランダで洗濯物を効率よく干すためのグッズです。伸縮性の高いゴムロープと、折りたたみ式のピンチハンガーを組み合わせて使います。避難生活が数日続く際の洗濯・乾燥スペースの確保に適しています。

携帯用洗濯袋

携帯用洗濯袋は、共同の洗濯機が使えない状況でも衣類を個別に手洗いできるグッズです。水と洗剤を入れて振るだけの密封型や、自立する折りたたみバケツがあります。下着などを他人の目を気にせず洗いたい人に適しています。

部屋干し用洗剤

部屋干し用洗剤は、限られたスペースでもにおいや菌の繁殖を抑えて衣類をリフレッシュできるグッズです。少量パックの液体洗剤や、生分解性の高い粉末洗剤があります。避難環境でも普段の洗濯習慣を続けたい人に適しています。

マッチ・ライター

マッチ・ライターは、電池切れなどの状況でも熱源や明かりを得るためのグッズです。水濡れに強い防水マッチやガスライター、着火剤を備えておくと安心です。コンロの電子着火が故障した際の予備の着火手段になります。

【特定対象者向け・ペット用品15選】防災グッズ一覧

乳幼児や妊産婦、高齢者、そして家族の一員であるペットのために、家族構成に沿って自衛しておきたいグッズを紹介します。

保温水筒

保温水筒は、停電時でも温かく安全なミルクをいつでも赤ちゃんに与えるためのグッズです。真空二重構造のステンレスボトルであれば、調乳に適した温度を長時間キープできます。夜間や混乱時にお湯を沸かす時間を省きたい家庭に適しています。

授乳ケープ

授乳ケープは、人目が気になる避難所でも赤ちゃんに授乳できるようにするグッズです。全体をすっぽりと覆い、通気性の良いエプロン型やポンチョ型があります。プライバシー空間が十分に整っていない避難所の初期段階でも授乳を続けたい人に適しています。

抱っこひも

抱っこひもは、両手を空けてがれきの多い悪路を安全に避難するためのグッズです。着脱がしやすく、体にかかる重さを分散できる頑丈なタイプを選んでおくと安心です。ベビーカーが通れない道を避難する場面に適しています。

子ども用おもちゃ

子ども用おもちゃは、不安が伝わりやすい避難生活で子どもの心を落ち着けるためのグッズです。音が出ず、場所を取らない絵本や折り紙、お絵描きセットなどがおすすめです。避難所での夜泣きや過度なストレスをやわらげたい家庭に適しています。

高齢者用補助具

高齢者用補助具は、要配慮者となる高齢者の尊厳と日常生活を維持するためのグッズです。補聴器用の予備電池、入れ歯洗浄剤や保管ケース、予備の老眼鏡などがあります。これらは代替が効かない身体の一部に近いものとして、優先して備えておきたいグッズです。

持病の管理ノート

持病の管理ノートは、命に関わる医療情報を、混乱時でも正確に共有するためのグッズです。糖尿病の管理ノートや、透析などに関する情報のメモを備えておきます。救護所で専門医や巡回医療チームに自分の状態を伝える際に役立つグッズです。

ペットフード

ペットフードは、食べ慣れた味しか受け付けないことも多いペットのために優先して備えておきたいグッズです。最低でも1週間から10日分のドライフードや、水分補給を兼ねたウェットフードを用意しておきます。ペット用の食事配給は人間用より遅れやすいことを踏まえた備えです。

ペット用保存水

ペット用保存水は、人間用の硬水では負担がかかりやすいペットのために備えておきたい軟水のグッズです。ミネラル分を抑えたペット専用の長期保存水を選んでおくと安心です。水ならなんでもよいという思い込みを避けたい飼い主に適しています。

ペット用キャリーバッグ

ペット用キャリーバッグは、避難所への同行避難や専用スペースでの待機を可能にするグッズです。折りたたみ式のケージや、犬猫用のキャリーバッグを事前に匂いづけして慣らしておくと使いやすくなります。同行避難を予定するすべての飼い主に適しています。

ペット用リード

ペット用リードは、災害の轟音や揺れにパニックを起こしたペットの脱走を防ぐグッズです。外れにくいハーネスや首輪、予備の頑丈なリードを備えておくと安心です。周囲とのトラブルや迷子を防ぎたい飼い主に適しています。

ペット用簡易トイレ

ペット用簡易トイレは、指定されたエリアで衛生的に排泄を管理するためのグッズです。吸水性の高いペットシーツや、折りたたみ式の簡易トイレ、排泄物用の防臭袋を備えておきます。避難所での近隣とのトラブルを防ぎたい飼い主に適しています。

迷子札

迷子札は、家屋の倒壊や混乱でペットとはぐれても再会するためのグッズです。首輪に固定する迷子札に飼い主の氏名と連絡先を記し、マイクロチップの登録番号も控えておきます。言葉を話せないペットの身元を証明したい飼い主に適しています。

ペット用口輪

ペット用口輪は、避難所で見知らぬ人に対する吠えつきやかみつきを防ぐグッズです。装着時に不快になりにくいソフトタイプを選んでおくと安心です。普段はおとなしいペットでも、被災のストレスで行動が変わる場合への備えとして役立ちます。

ペット用ウェットティッシュ

ペット用ウェットティッシュは、シャンプーができない避難所でペットの体を清潔に保つためのグッズです。なめても安心なノンアルコール・無香料のタイプを選んでおくと安心です。避難スペース全体の衛生を保ちたい飼い主に適しています。

エリザベスカラー

エリザベスカラーは、けがをした皮膚をなめて悪化させたり、ストレスで掻きむしったりするのを防ぐグッズです。折りたたんでケージに収納できる軽量なタイプを備えておくと便利です。被災ストレスによるペットの自傷を防ぎたい飼い主に適しています。

まとめ

防災グッズの準備は、ただグッズをそろえれば終わるものではありません。家族構成やライフスタイルに合わせて、一次避難用と二次避難用の役割を分け、適切な量を見極めることが備えの土台になります。本記事で紹介したチェックリストを参考に、自宅やオフィスの防災グッズを定期的に点検・更新し、いざというときの安心を積み重ねていきましょう。