サブスク疲れとは?原因・対処法20選を紹介

○○疲れの種類

サブスク疲れは、デジタルコンテンツや定期便などの定額制サービスであるサブスクの利用数や利用時間の増加や継続により、肉体的・精神的な疲労が蓄積された状態を指します。

サブスクはお得感のある価格設定になっていることが多く、利用数や利用時間が負担になる場合があります。サブスク疲れを自覚したら、適切に対処することが重要です。

本記事では、サブスク疲れの概要、原因、対処法20選を紹介します

サブスク疲れとは

サブスク疲れとは、定額制サービスであるサブスクの利用により、金銭的な圧迫感や利用する義務感などによる精神的負担や、利用量の過多による肉体的負担が蓄積された状態を指します。

多くのサブスクが自動更新となっており、意思をもって解約手続きをしなければ利用が継続されていきます。サブスクを利用していると、料金に見合うようにするためにサービスを過度に使用したり、利用数が積み上げられたりすることで、金銭的・心理的な負担がかかり、疲労感につながる可能性があります。

まずはサブスクの種類を知り、整理したうえで、サブスク疲れに対処することが重要です。

サブスクの種類

サブスクは定額制サービス全般を指し、多岐に渡ります。デジタルコンテンツ関連のサービスが多いですが、定期便や物品レンタルのサブスクなどもあります。

【エンターテイメント・娯楽に関するサブスク】

  • 動画配信サービス
  • 音楽配信サービス
  • 電子書籍・雑誌配信サービス
  • ゲーム配信サービスなど

【ビジネスに関するサブスク】

  • AIツール関連サービス
  • クラウドサービス
  • 動画・写真・音楽等の制作ツール関連サービス
  • ウイルス対策サービス
  • コミュニケーションツール関連サービスなど

【生活に関するサブスク】

  • 衣食住に関する定期便サービス
  • 衣食住に関する定額レンタルサービス
  • 芸術品に関する定額レンタルサービス
  • フィットネスクラブの定額利用権
  • 定額学習サービスなど

サブスク疲れの原因

ここからは、サブスク疲れが蓄積される原因について紹介します。

時間的負担による疲労

デジタルコンテンツに関するサブスクを中心に、十分に利用するには多くの時間が費やされます。複数のサービスを利用していると時間的負担が大きくなり、睡眠時間が削られ、肉体的な疲れが蓄積される要因となる可能性があります。また、サブスクを十分に使わなければならないという義務感から、利用すること自体が精神的な疲れの原因になる場合もあるため注意が必要です。

金銭的負担による疲労

サブスクの料金はサービスによって異なりますが、デジタルコンテンツで700円~1800円程度、デジタルツールで2000円~3000円程度が一般的です。サブスクの利用数が増え、毎月の固定費がかさむことで、精神的な疲れにつながる可能性があります。

選択することによる疲労

さまざまなデジタルコンテンツやデジタルツールの定額利用が可能となり、どのサブスクを利用するかを選択することが必要です。AIと壁打ちをして、自分に合うサービスがどれなのかを聞くといった方法もありますが、本当に自分に適したサービス内容なのかを確認する必要はあり、選択疲れによりサブスク疲れにつながる場合があります。

サブスク疲れの対処法20選

サブスク疲れが溜まっている場合は、利用方法や、利用量、何を利用するかなどを見直し、適切な状態にすることが重要です。

以下では、サブスク疲れに対する対処法20選を紹介します。

利用しているサブスクをリスト化する

まずは自身が利用しているサブスクを知ることが重要です。利用しているサブスクをすべて書き出しましょう。動画配信サービス、音声配信サービスなど、サービスの系統ごとに書き分けることで、適切に見直すことができます。

リストには、定額型のサービスをすべて書き出すことが大切です。利用しているサブスクを整理し、近しいサービスの重複や総額などを把握できます。

月間予算に上限を設ける

「月額5,000円まで」のように月間予算に上限を設け、それを超える場合は優先度の低いサブスクを解約するルールを作ることで、金銭的負担をコントロールすることができます。サブスクは実質的な固定費となるため、不要なものを削る優先度が高いといえます。

ただし、サブスクを解約することがストレスになったり、必要であるにもかかわらず解約したりするのはよくありません。必要なサブスクの合計が上限を超える場合は再設定をおこない、変動費のなかから切り詰められるものを見つけましょう。

利用頻度が低いサブスクを精査する

1ヶ月以上に渡って使用していないサブスクは不要である可能性が高いです。不要なサブスクは早めに解約し、必要になったら利用を再開しましょう。

多くのサブスクは自由に解約や利用の再開が可能ですが、惰性で継続する期間が発生する場合があります。サブスクの利用頻度を精査し、1カ月以上に渡って利用していない場合は解約を検討することが大切です。

必要なときのスポット利用を心掛ける

多くのサブスクはスポット利用が可能です。必要なときにだけ利用し、不要な継続をしないことで、金銭的な負担や義務感での利用を避けられます。

無料体験の期間終了日にリマインダーを設定する

無料体験期間が設定されているサブスクを利用する場合には、期間内に解約すれば一般的には費用がかかりません。しかし、無料期間の終了日を失念し、解約をし忘れると費用がかかり、ストレスの原因となる可能性があります。

無料体験期間があるサブスクの利用を開始したらすぐに、期間終了日をリマインダーに設定しましょう。検討する時間を要する可能性がある場合は、期間終了日の2~3日前に設定するのがおすすめです。

近しいサブスクの複数利用を避ける

動画配信サービスや音楽配信サービスなどは、サービスごとに内容が異なり、目当ての作品がある場合に複数利用に至りやすいサブスクです。1カ月あたりに使用するサブスクは分野ごとに1つまでに設定し、複数のサブスクを利用したい場合は、解約後にもう一方のサブスクの利用を始めるとよいでしょう。

ただし、1つまでに制限すること自体がストレスの原因となる場合があるので要注意です。制限をかけることがサブスク疲れの一因となる場合もあるので、気分よく利用できるように利用方法を調整しましょう。不要になったら解約するだけでも十分な場合があります。

月払いを選択する

多くの場合、年払いは月払いよりも月額換算にした場合に安くなるように料金が設定されています。長期的に利用する場合は年払いのほうが得ですが、通常は2~3カ月の利用で十分なことも少なくありません。

年払いを選択すると、1年間に渡ってサブスクを利用することに対して義務感が生じ、サブスク疲れにつながる可能性があります。確実に1年間に渡って必要な場合を除き、月払いを選択することが大切です。

サブスクの解約方法を事前に確認する

GoogleやAppleを経由してサブスクを利用している場合を除き、サブスクの解約方法がわかりにくいことがあるため、事前に確認することが重要です。不要になったときにすぐに解約できないと、面倒に感じ、意思に反して利用を継続してしまう場合があります。

また、サブスクを解約できないようにしている事業者なかには存在し、消費者庁の資料「サブスクのトラブルに御注意を!」でも解約方法の確認が推奨されています。悪徳な事業者のサービスを利用しないためには、事前に下記を確認することが大切です。

  • 事業者名
  • サービス内容
  • 無料や割引の利用期間
  • 解約方法

その他、サブスクの利用後は、支払い明細の内容に誤りがないかを確認することがポイントとなります。

サブスクの通知をオフにする

サブスクを利用することに対して圧迫感がある場合は、サブスクの通知をオフにしましょう。通知が目に留まることで義務感が刺激され、サブスク疲れにつながる可能性があります。

サブスクを効率的に利用する

UI設計が甘く、動線のわかりにくさや検索のしづらさなどがあるサブスクもあります。そのようなサブスクを利用する際には、不便さを感じ、サブスク疲れにつながります。お気に入り機能やパーソナライズ機能など、効率的に利用するためのサブスクにある機能を活用し、効率的に利用することで、SNS疲れが緩和する可能性があります。

サブスクの支払い方法を1つに限定する

サブスクの支払いには、クレジットカード、キャッシュレス決済、銀行引き落とし、プリペイドカードなどのさまざまな方法があります。サブスクごとに支払方法が異なると、総額や支払のタイミングがわかりにくくなり、金銭的負担が高まる要因となります。サブスクの支払い方法を1つに限定し、支払額や支払方法がわかりやすい状態にしましょう。

サブスクの利用状況を定期的に見直す

月に1回を目安として、サブスクの利用状況を見直す機会を作ることで、サブスク疲れを軽減することができます。例えば、サブスクごとの利用頻度、必要性や、利用料金の総額などを整理することで、納得したうえで利用でき、精神的な負荷を軽減することにつながります。

ただし、月末などの特定の日に確認日を設定すると、利用状況の確認がストレスになる可能性があります。下旬の余裕があるタイミングで確認するなど、疲れにつながらないように工夫することが大切です。

無料版の利用を検討する

サブスクによっては、無料版が提供されている場合もあります。無料と有料の違いが広告の有無や、リアルタイムのみの視聴などで、無料版で十分な場合には、有料版を解約しても問題ありません。無料版の利用を検討することで、金銭的負担を軽減できる可能性があります。

クーポンやお得なプランを活用する

サブスクによっては、クーポンやファミリープランなどを活用することで、全体の費用を軽減できる場合があります。また、ポイント還元ができる可能性もあります。サブスクを使い始める前に、お得に利用できる方法を確認しましょう。

端末の管理機能を活用する

iPhoneやAndroidスマホには、定期購入をしているサブスクの更新日や料金などの管理機能が備わっており、一覧で確認する際に使用できます。ただし、定期購入に追加されないサブスクがある場合は、他の方法で管理しましょう。

代替できる無料のサービスを探す

動画配信やラジオ配信などは、無料で利用できるサービスがあります。有料のサブスクと代替できる無料のサービスがある場合には、利用することを検討しましょう。

使わない時期にはサブスクの利用を停止する

仕事やプライベートが多忙で、十分に使用することができないタイミングでは、サブスクを一時的に解約することで、無駄な費用が発生しないようにすることができます。

サブスクによっては一時停止が可能な場合もありますが、一時的に解約し、利用を再開する場合には再契約する形式が一般的です。解約することでお気に入りなどが失われてしまう場合は、SNS疲れの原因と照らし合わせて継続・解約の適切なほうを選びましょう。

紙の書籍やCD・DVDなどの物理メディアを使用する

サブスク疲れの原因がデジタル疲れにある場合は、書籍や物理メディアを使用することで精神的負担や肉体的負担が軽減される可能性があります。ただし、サブスクのほうが安く利用できることが多く、金銭的負担が増えすぎないように注意が必要です。

デジタルデトックスをする

サブスクの利用によってデジタル機器の使用時間が著しく多い場合は、デジタルデトックスが効果的です。デジタルデトックスとは、意図的にデジタル機器を使用しない期間を設ける手法を指します。使用しないことがストレスにならない程度の期間に設定して、デジタルデトックスをおこないましょう。

サブスクと距離を置く

サブスク疲れが蓄積され、生活に悪影響がでている場合は、思い切ってサブスクと距離を置くことも検討しましょう。デバイスのホーム画面からサブスクのアプリやショートカットを削除することから、サブスクの利用を完全にやめるまでさまざまな方法があります。サブスク疲れの深刻度が高い場合は、必要に応じてサブスクと距離をおきましょう。

まとめ

便利で安いサブスクが増え、サブスク疲れを実感している人が少なくありません。サブスク疲れの原因を特定し、適切な対処法を講じて疲れを緩和させましょう。